サクラマスの刺身は冷凍してから|天然が生食NGの理由とルイベの作り方・旬を丸ごと解説

サクラマスの刺身は冷凍してから|天然が生食NGの理由とルイベの作り方・旬を丸ごと解説のアイキャッチ画像

「エギングを始めたいけれど、何をそろえればいいのか分からない」「セットで買うと損しない?」——エギング(アオリイカをルアーで釣る釣り)に興味を持った初心者が、最初につまずくのがこの道具選びです。ロッド・リール・ライン・エギと、そろえるものが多く見えて、つい後回しにしてしまう人も少なくありません。

結論から言うと、エギングセットはロッド・リール・ライン・エギ・小物の5点さえ押さえれば完成します。完成品のオールインワンセットなら5,484円から、単品を組み合わせても2万円台で、一生モノに近い基本タックルがそろいます。ムダな買い物をせず、最短で釣り場に立つための優先順位を知っておけば失敗しません。

この記事では、釣り歴のある目線で「最低限そろえる5点」「完成品と単品のどちらが得か」「予算別の組み方」までを、実際の製品スペックと価格をもとに具体的に解説します。読み終えるころには、あなたに合ったエギングセットの中身がハッキリ見えているはずです。

🎣 この記事でわかること

・エギングセットに最低限そろえるべき5つの道具
・完成品セットと単品そろえのメリット・デメリット
・ロッド・リール・エギの具体的な選び方とおすすめモデル
・5千円台〜2万円台の予算別の組み合わせ方

目次

エギングセットに最低限そろえる5つの道具

エギングセットに最低限そろえる5つの道具の解説画像

エギングは道具がシンプルな釣りですが、最初にそろえるべきものは決まっています。ロッド・リール・PEライン・リーダー・エギ、そしてスナップなどの小物です。この5点がそろえば、その日からアオリイカを狙えます。逆に言えば、これ以上あれこれ買う必要はありません。まずは全体像をつかんでおきましょう。

竿は8.6フィート・Mパワーが1本で万能

エギングロッドは、長さ8.6フィート(約2.59m)・硬さMパワーの1本を選べば、まず失敗しません。この長さと硬さは、漁港でも磯でも扱いやすく、秋の小型から春の大型アオリイカまで幅広くカバーできる「ど真ん中」の設定だからです。適合エギサイズが2.5〜3.5号前後のモデルなら、季節を問わず使えます。堤防をランガン(歩いて探る)する人にも、腕を大きく振ってエギを跳ね上げる「シャクリ」にも対応します。注意点は、短すぎる7フィート台や長すぎる9フィート台を最初に選ぶと、扱いに慣れが必要になること。まず1本目は8.6フィートMを基準に考えるのが、遠回りしないコツです。

リールは2500〜3000番のスピニングが基準

リールはスピニングリールの2500〜3000番(C3000)を選びます。この番手はPEライン0.6〜0.8号を100〜150m巻けて、ロッドとのバランスも良く、エギングの標準サイズだからです。最大ドラグ力は3〜5kgあれば、不意の大型がヒットしても糸を出しながら対応できます。1日中シャクり続ける釣りなので、自重が軽いほど疲れにくいのも見逃せません。使う場面は堤防・磯・サーフとほぼ全域。注意したいのは、スプール(糸を巻く部分)がプラスチック製の激安リールを選ぶと、ライントラブルや破損が起きやすい点です。有名メーカーの入門機なら金属スプールが多く、長く使えます。

ラインはPE0.6号+リーダー2号がひとつの正解

ラインは「PEライン0.6号」と「フロロカーボンのリーダー2号」の組み合わせが、初心者の基準になります。PEは細くて感度が高く飛距離も出るぶん、根ズレ(岩で擦れて切れる)に弱いので、先端に擦れに強いリーダーを1ヒロ(約1.5m)結んで補うわけです。0.6号なら秋の数釣りから春の親イカまで通用します。使う場面はエギング全般で、この2本があれば仕掛けは完成します。注意点は、PE同士を直結せず必ずリーダーを結ぶこと。結束が面倒でリーダーを省くと、エギをキャストした瞬間に高切れして海に飛んでいく——初心者に多い失敗です。

エギは3.0〜3.5号を数色、スナップで手早く交換

エギ(イカ用の疑似餌)は、3.0号と3.5号を中心に、オレンジ系・ピンク系・パープル系など2〜3色そろえるのが基本です。アオリイカはその日その時間で反応する色やサイズが変わるため、複数持っておくとローテーション(付け替えて反応を探る)できるからです。秋は小型が多いので3.0号、春の大型狙いや深場は3.5号が目安になります。エギとリーダーの間には「スナップ」を付けると、結び直さずワンタッチでエギを交換でき、手返し(手数)が上がります。注意点は、最初から10個も20個も買い込まないこと。まずは3〜5個で十分。使いながら自分の釣り場で効くエギを増やしていくのが賢い増やし方です。

💡 知っておくと便利

エギングはエサを使わないので、クーラーボックスやエサ箱がなくても始められます。持ち物が少なく、身軽にランガンできるのがこの釣りの魅力。最初はロッド・リール・ラインとエギ数個をポーチに入れるだけで、夕まずめの1〜2時間から楽しめます。

完成品セットと単品そろえ、結局どっちが得?

エギングの道具のそろえ方には、ロッドとリールが最初からセットになった「完成品」を買う方法と、ロッド・リールを別々に選ぶ「単品そろえ」の2通りがあります。それぞれに向き不向きがあり、あなたの目的次第で正解は変わります。ここで違いを整理しておきましょう。

オールインワンセットは5,484円で今日から釣れる

完成品セットの代表格が、浜田商会のプロマリン CBプロフィットエギングセットSV 80です。5,484円で、8.0フィートのロッドに、PEライン0.8号が約100m巻かれたリールまで付いてきます。届いたらリーダーとエギを足すだけで釣り場に立てるのが最大の強みです。「まず一度エギングを体験してみたい」「続くか分からないので初期費用を抑えたい」という人に向いています。使う場面は堤防での秋の数釣り入門にぴったり。注意点は、単品の中〜上位ロッドと比べると感度や軽さは控えめで、ハマると物足りなくなること。あくまで「入口の1セット」と割り切るのがちょうどよい使い方です。

リーダーとエギを足すだけで今日から始められる入門オールインワンセットはこちら▼

単品そろえは長く使えて満足度が高い

ロッドとリールを別々に選ぶ単品そろえは、初期費用こそ1万円台後半〜2万円台と上がりますが、1つひとつが単体で完結した性能を持つぶん、長く使えて満足度が高いのが魅力です。ロッドはエントリーでも1万円前後、リールも8,900円クラスから本格的な入門機が選べます。「ちゃんと続けるつもり」「感度や軽さにこだわりたい」という人に向いています。パーツごとに買い替え・グレードアップができるのも利点で、まずロッドだけ良いものにする、といった調整も自在です。注意点は、組み合わせを自分で決める必要があること。次章からのロッド・リール選びを読めば、迷わず組めます。

1回試すなら完成品、続けるなら単品

結論はシンプルで、「エギングが自分に合うか一度試したい」なら完成品セット、「趣味として続けるつもり」なら単品そろえがおすすめです。理由は、完成品の強みが低コストと手軽さ、単品の強みが性能と拡張性にあり、目的が真逆だからです。実際、完成品で始めて面白さを知り、1年後にロッドとリールを単品で買い直す人は多くいます。それはムダではなく、完成品を「お試し期間の道具」として使い切っただけです。注意点は、最初から高価な単品にこだわりすぎて、買う前に疲れてしまうこと。迷ったら完成品で一度海に出てみる——それが一番の近道になることもあります。

完成品セットのメリット完成品セットのデメリット
初期費用が安い(5,484円〜)
届いてすぐ釣りに行ける
組み合わせを迷わない
感度・軽さは控えめ
ハマると物足りなくなる
買い替え前提になりやすい

最初の1本に選ぶエギングロッドの見極め方

最初の1本に選ぶエギングロッドの見極め方の解説画像

エギングタックルの満足度は、ロッド選びで7割が決まると言っても大げさではありません。長さ・硬さ・価格の3点を押さえれば、初心者でも失敗しないロッドが選べます。ここでは基準と、実際に選びやすい2モデルを具体的に見ていきます。

長さ8.6フィート・Mパワーが最初の基準

1本目のエギングロッドは、長さ8.6フィート・硬さMを基準に選びます。この設定が飛距離・操作性・対応エギサイズのバランスに最も優れ、漁港から磯まで1本でこなせるからです。適合エギが2.5〜4.0号前後あれば、秋の小型から春の大型までカバーできます。8.3フィート前後の少し短いモデルは足場の狭い漁港で取り回しやすく、9フィート近い長さはサーフや堤防での遠投で有利、といった使い分けもありますが、まずは8.6フィートMが無難です。注意点は、硬さML(ミディアムライト)は軽いエギは扱いやすい反面、3.5号以上の重いエギや強風時にやや頼りないこと。オールラウンドに使うなら、迷わずMを選んでおくと後悔しません。

釣りはじめナビ
エギングロッドの長さは8.6フィートが正解?|5タイプの違いと失敗しない選び方ガイド | 釣りはじめナビ エギングロッドの長さは8.6フィートが基準。8.0〜9.0フィートの飛距離・操作性の違いを独自比較表で解説し、釣り場・体格・予算別の選び方と長さ別おすすめ5モデルを公式ス...

ダイワ エギング X 86Mはコスパの定番

1万円前後で本格的な1本を求めるなら、ダイワ エギング X 86Mが定番です。実売11,165円(希望小売15,950円)ながら、全長2.59m・自重113g・カーボン含有率88%と、入門機として十分な軽さと張りを備えています。適合エギは2.5〜4.0号、適合PEは0.4〜1.0号で、まさに1本万能の設定です。バット部にネジレを抑える補強を入れ、糸絡みの少ないガイドを採用するなど、上位機のエッセンスも受け継いでいます。使う場面は季節・釣り場を問わずオールシーズン。注意点は、超軽量ハイエンドと比べれば自重113gは平均的で、感度も価格なりということ。とはいえ「最初の1本で長く使える」を満たす完成度で、迷ったらこれで間違いありません。

自重113g・カーボン88%で1本万能、最初の1本に長く使えるコスパロッドはこちら▼

メジャークラフト ファーストキャストは最安クラス

とにかく費用を抑えたいなら、メジャークラフト ファーストキャスト エギング FCS-862Eが候補です。実売5,000円台と各社エントリーの中でも最安クラスながら、全長8フィート6インチ・適合エギ2.5〜3.5号・適合PE0.4〜1.2号と、必要十分なスペックを備えています。アクションはレギュラーファーストで、シャクリもフォールも素直に扱えます。自重は非公表ですが約100g程度と軽量で、初心者が振り疲れしにくいのも利点です。エギング以外にライトなルアー釣りに流用しやすいのも魅力。ガイドには軽量なOリングガイドを採用し、糸絡みのしにくさにも配慮されています。実際、この価格帯で秋の数釣りをこなす初心者は多く、最初の1本として十分実戦的です。注意点は、価格相応でブランクの張りや感度はエギング X 86Mに一歩譲ること。強風時や3.5号以上の重いエギをフルキャストする場面では、少し頼りなさを感じるかもしれません。とはいえ「まず1本、安く確実に始めたい」人には、コスパの高い実用的な選択肢です。

⚠️ 失敗パターン①:用途違いの激安ロッドを選ぶ

「エギングロッド」と明記されていない、汎用の激安万能竿でエギングを始めてしまう失敗が多く見られます。原因は、価格だけで選び、エギを跳ね上げる硬さや感度が足りない竿を掴んでしまうこと。対策は、5,000円台でも必ず「エギング専用」と書かれたモデルを選ぶこと。専用設計ならシャクリの反発やアタリの伝わり方がまったく違い、上達のスピードが変わります。

リールは2500〜3000番でドラグ性能を見る

ロッドが決まったら、次は相棒となるリールです。エギングのリール選びは、番手・ギア比・ドラグ性能・スプール素材の4点を見れば十分です。高価なモデルでなくても、押さえるべきポイントを外さなければ長く使えます。

番手はLT2500〜C3000、ギア比は好みで選ぶ

エギング用リールは、ダイワならLT2500〜LT3000、シマノならC3000クラスを選びます。この番手がPE0.6〜0.8号を必要量巻けて、8.6フィートのロッドとの重量バランスも取りやすいからです。ギア比はノーマルギア(ハンドル1回転で約70cm前後の巻き取り)が扱いやすく、手返し重視ならハイギアも選べます。使う場面は堤防・磯・サーフの全域で、1台で全てまかなえます。注意点は、番手を大きくしすぎるとロッドとのバランスが崩れて重く感じること。エギングは1日中シャクる釣りなので、軽さとバランスを最優先し、2500〜3000番から外れない選び方が正解です。

ダイワ レブロス LT2500Sは入門機の鉄板

最初の1台に迷ったら、ダイワ レブロス LT2500Sが鉄板です。メーカー希望本体価格8,900円(実売は5千円台後半)ながら、自重220g・ギア比5.3・最大ドラグ力5kgと、エギング入門に必要な性能をしっかり満たしています。巻き取りは1回転あたり75cmで、テンポよくエギを回収できます。金属製スプールでライントラブルにも強く、耐久性も価格以上です。使う場面はエギングはもちろん、アジングやサビキなど他の釣りにも流用でき、1台目として汎用性が高いのが魅力。注意点は、上位機と比べると巻きの滑らかさや軽さは一歩譲ること。とはいえ「安くて壊れにくく、長く使える」を求める初心者には、これ以上ないバランスの1台です。

自重220g・金属スプールで壊れにくい、入門1台目に鉄板のコスパリールはこちら▼

ドラグとスプール素材は妥協しない

リールで妥協してはいけないのが、ドラグ(負荷がかかると糸を送り出す機構)の滑らかさとスプールの素材です。理由は、アオリイカの引きは瞬間的に強く、ドラグがガクガク作動するとリーダーが切れたり身切れ(イカが外れる)を起こすから。最大ドラグ力3〜5kgあれば十分で、大切なのは数値よりも滑らかに効くことです。スプールは前述の通り金属製を選びます。使う場面は春の大型アオリイカとのやり取りで、ここでドラグ性能の差がハッキリ出ます。有名メーカーの入門機を選んでおけば、この2点は基準を満たします。

⚠️ 失敗パターン②:ノーブランドのプラスチックスプール機を買う

通販で見かける数千円のノーブランドリールは、スプールがプラスチック製で、PEラインの食い込みや割れ、ドラグの不安定さでトラブルが続出します。原因は、目先の安さだけで選び、消耗する部分の質を見落とすこと。対策は、最低でもダイワ・シマノなどの入門機(8,900円クラスから選べます)にすること。金属スプールとまともなドラグがあるだけで、釣りのストレスが激減し、結果的に安上がりになります。

ラインとエギはここで釣果に差が出る

ロッドとリールが「道具」なら、ラインとエギは「釣果を左右する消耗品」です。ここを適当にすると、良い竿とリールを使っても釣れません。逆に、ラインとエギの基本を押さえれば、入門タックルでも十分にアオリイカが獲れます。

PEラインは0.6号を150m巻いておく

メインラインはPEライン0.6号を、リールに150mほど巻いておくのが基準です。0.6号は強度・飛距離・感度のバランスが良く、秋の数釣りから春の親イカまで幅広く対応できるからです。細いほど飛距離と感度は上がりますが、0.4号以下は扱いに慣れが必要なため、最初は0.6号が安全です。150m巻いておけば、高切れしても余裕をもって組み直せます。使う場面はエギング全般。注意点は、PEは擦れに弱く、結束や根ズレで切れやすいこと。必ずリーダーを結び、キャスト前に糸を確認する習慣をつければ、ラインブレイク(糸切れ)の多くは防げます。

リーダーはフロロ2号を1ヒロ結ぶ

PEの先端には、フロロカーボンのリーダー2号を1ヒロ(約1.5m)結びます。フロロは水に沈みやすく擦れに強いので、岩やイカの触腕からPEを守るクッションの役割を果たすからです。号数はPE0.6号なら2号(約8lb)が標準で、根が荒い場所では2.5号に上げると安心です。結び方はFGノットが定番ですが、慣れないうちは簡単な電車結びや、専用の結束アイテムを使う方法でも始められます。最初は自宅で明るいうちに練習しておくと、釣り場の暗がりで慌てずにすみます。使う場面はエギング全般で、リーダーなしはあり得ません。注意点は、リーダーが短すぎると根ズレで一発で切れ、長すぎるとガイドに結び目が引っかかること。まずは1ヒロを基準に、釣り場に合わせて微調整しましょう。

エギはエギ王K 3.5号などの実績カラーから

エギ選びに迷ったら、ヤマシタ エギ王K 3.5号のような実績モデルから始めるのが近道です。重量22g・全長105mmで、沈下速度は約3秒/mと標準的。ハイドロフィンで潮を受け、悪天候や低活性時でも安定したフォール姿勢を保つよう設計されています。実売1,100円前後と決して安くはありませんが、1個あると釣果の底上げになります。使う場面は秋の数釣りから春の大型狙いまで幅広く対応。注意点は、良いエギを1個持つだけでは色・サイズの選択肢が足りないこと。まずは信頼できる基準の1個を持ち、そこにローテーション用の色を足していくのが賢い集め方です。

🎣 押さえておきたいポイント

実は、高いロッドを買うより先にエギとラインを充実させたほうが釣果は伸びます。アオリイカが最終的に反応するのはエギであり、感度を活かすのもラインだからです。予算が限られるなら、ロッドは入門機に抑え、エギの色数とラインの質にお金を回す——これが意外と知られていない、釣果への近道です。

エギングセットは予算別に3コースで組める

ここまでの内容を踏まえ、予算別に具体的な組み方を3コース紹介します。「釣りはじめナビ調べ」として、実際の製品価格をもとに整理しました。自分の予算と本気度に合わせて、どのコースから入るか選んでみてください。

5千円台コース:完成品で最速デビュー

とにかく安く始めたいなら、完成品セットを軸にした5千円台コースです。プロマリン CBプロフィットエギングセットSV 80が5,484円で、ロッド・リール・PEラインまで含まれるため、あとはリーダーとエギを足すだけ。総額でも5千円台〜7千円ほどで海に立てます。向いているのは「続くか分からないけど一度やってみたい」人。注意点は、感度や軽さは控えめで、ハマると物足りなくなること。ただ、まず1杯釣ってこの釣りの面白さを知るには、これ以上ないスタート地点です。お試しと割り切れば、コストパフォーマンスは抜群です。

1万円台コース:単品で最初から本格派

最初からしっかり続けるつもりなら、単品を組み合わせる1万円台コースがおすすめです。ロッドにメジャークラフト ファーストキャスト エギング FCS-862E(実売5,000円台)、リールにダイワ レブロス LT2500S(実売5千円台後半)を合わせ、PE・リーダー・エギを足すと、1万5千円前後で本格タックルが完成します。向いているのは「コスパ良く、でも妥協はしたくない」人。単体性能のあるロッドとリールなので、長く使えて買い替えの必要が少ないのが利点です。注意点は、組み合わせを自分で選ぶ手間があること。とはいえ本記事の基準どおりに選べば、迷いはありません。

2万円台コース:長く使える一生モノ入門

予算に余裕があるなら、2万円台コースで一気に完成度を上げられます。ロッドにダイワ エギング X 86M(実売11,165円)、リールにレブロス LT2500Sなどの入門機を合わせ、ラインとエギを充実させると、2万円台前半で長く使える一式がそろいます。エギング X 86Mは自重113g・カーボン88%と、1万円台とは思えない完成度。向いているのは「最初の投資で満足度の高いものを長く使いたい」人です。注意点は、道具が良くても技術が伴うまでは釣果は出ないこと。ただ、良い道具は上達を後押しします。長い目で見れば、最もムダのない選び方です。

コース 中心モデル 価格の目安 向いている人
5千円台 プロマリン完成品セット(5,484円) 5千円台〜 まず試したい人
1万円台 ファーストキャスト+レブロス 1万5千円前後 続ける気の人
2万円台 エギング X 86M(11,165円)+入門リール 2万円台前半 長く使いたい人

※価格は2026年7月時点の実売の目安です。各製品の最新価格・スペックはダイワ公式サイトなどの一次情報をご確認ください。

シーンとタイプ別に選び方を微調整しよう

基本の組み方が分かったら、あとは自分の釣るシーンや体格に合わせて微調整するだけです。同じエギングセットでも、狙う季節や使う人によって最適解は少し変わります。初心者が迷いやすいポイントをタイプ別に整理しました。

秋の数釣りデビューなら小型エギ中心に

エギング入門に一番おすすめの季節が、秋(9〜11月)の数釣りです。この時期は生まれて数か月の小型アオリイカが数多くいて、活性も高く、初心者でも釣りやすいからです。タックルはこれまで紹介した8.6フィートMのセットでよく、エギは軽めの3.0号を中心にそろえます。堤防や漁港から気軽に狙え、数が釣れるので上達も早いのが魅力。注意点は、小型が多いぶんアタリが小さく、しっかりフォール中の変化を見ることが必要なこと。まずは秋にたくさん掛けて、シャクリとフォールのリズムを体に覚えさせるのが上達の近道です。

春の大型狙いはドラグとエギサイズを上げる

春(4〜6月)は産卵前の大型アオリイカ(親イカ)が狙える季節です。1kgを超える良型も出るため、秋よりタックルへの負荷が上がります。エギは重めの3.5号を主軸にし、深場やサーフではさらに沈むタイプも使います。ロッドは同じMパワーで対応できますが、リールのドラグは滑らかに効くものを選び、リーダーも2.5号に上げると安心です。使う場面は実績のある藻場(海藻の生えた場所)まわり。注意点は、大型は掛けてからのやり取りが勝負で、無理に巻くと身切れでバラす(逃す)こと。ドラグを適切に使い、焦らず寄せるのがコツです。

女性・子供には軽さ重視のセットを

女性やお子さんと一緒にエギングを楽しむなら、とにかく軽さを重視したセットを選びます。エギングは1日中シャクり続ける釣りなので、ロッドとリールが重いと腕が疲れて長続きしないからです。ロッドは自重100g前後の軽量モデル、リールも軽い2500番を合わせると扱いやすくなります。短めの8.0〜8.3フィートにすると、取り回しがさらに楽になります。使う場面は足場の良い堤防での夕まずめの短時間釣行。ライフジャケットの着用や足場の確認など、安全面のケアも家族釣行では欠かせません。注意点は、軽さを優先しすぎて強度が足りないと大型に対応できないこと。子供の力ではシャクリを大きくできないので、最初は「投げて、ゆっくり沈めて、また巻く」だけのシンプルな誘いから教えると、無理なく楽しめます。家族で楽しむなら、まず秋の小型狙いから、軽いセットで始めるのがおすすめです。

Q. エギングセットはどこで買うのがいいですか?
A. 実物を触って選べる釣具店が理想ですが、価格重視なら通販も選択肢です。初心者は最初の1本だけでも店頭で振ってみると、長さや硬さの感覚がつかめます。ラインやエギは通販でそろえるとコストを抑えられます。完成品セットは通販で買っても失敗が少なく、まず一式そろえたい人には手軽です。

まとめ:エギングセットは5点で完成する

🎣 この記事の結論

エギングセットはロッド・リール・ライン・リーダー・エギの5点で完成します。まず試すなら完成品、続けるなら単品そろえを選びましょう。

✅ 要点チェック
  • ロッド:8.6フィート・Mが1本万能
  • リール:2500〜3000番・金属スプール
  • ライン:PE0.6号+リーダー2号
  • エギ:3.0〜3.5号を数色ローテ
  • 予算:5千円台〜2万円台で組める

エギングは、道具さえシンプルにそろえてしまえば、あとは海に立つだけで始められる身軽な釣りです。まず試したい人は5,484円の完成品セットで一度海へ、じっくり続けたい人はエギング X 86Mやレブロス LT2500Sを軸にした単品そろえで、長く使える一式を組んでみてください。難しく考えず、まずは秋の数釣りシーズンに、軽いセットで1杯掛ける——そこがすべての始まりです。

なお、掲載した価格・スペックは2026年7月時点のもので、変動する場合があります。購入前に各メーカーの公式サイトや販売店で最新情報をご確認ください。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

魚の種類・生態・食べ方を日々研究している魚好き。スーパーで見かける身近な魚から、釣り人にしか馴染みのない魚まで幅広くカバー。「この魚ってどう食べるの?」という疑問に答える、魚の図鑑のようなメディアを目指しています。

コメント

コメントする

目次